伸びやか
伸びやか表現
書家・書道家 伊藤月山が筆文字で伸びやかな表現を試みるのに、線の長さと運筆の遅速を重要視しています。半紙に「天地」という字を書いた場合、どんなに上手に書いても半紙の余白に対して線が短い場合、作品はいじけてしまいます。つまり短い線はいじけて見え、長い線は伸び伸びと表現されます。また、手が震えながら長い線を書いたとしても伸びやかさの表現は出来ません。上記の筆文字見本は、全て主要な線を長く勢いよく書いていおります。
線とは不思議なものです。
直線からはシャープさや緊張感を、曲線からは優しさや安心感など無言のうちに心理的な影響を与えています。ここに掲載の「伸びやか」表現もまた、見る人に「らしさ」や活力、生命力を感じていただくことができたら幸いです。
日々グローバル化する現代にあって、海外向け商品に付加価値や訴求力を求めて筆文字デパートにご注文される企業様が増えてきました。その際、これまで当サイトのページには無かった、伸びやか表現のご要望をいただいたこともあって、今回当ページを公開いたしました。当サイトは手書きの筆文字制作の専門店です。和モダンなパッケージの書道ロゴや日本らしさを表現した広告の毛筆デザイン等、様々なパターンのJapanese Calligraphyが外国でも通用する筆文字デパートでありたいと思っております。
なお、当サイトへのオーダーはお客様との直接取引です。お知らせ頂いた個人情報は外部へ提供することはありません。