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風舞書(ふうぶしょ)を商標登録してから7年くらい経ちました。この風の舞い(動き)を表現した風舞書を再び見直しして、より高度になるように現在作業を行っております。約300文字位を書き上げた後、CDに収め風舞書素材集としてネット等での販売を予定しております。
このコロナ禍にあって今、景気は悪いとはいえ必ず近い将来回復するはずです。風舞書素材集といっても価格、販売方法など一切まだ決めておりません。なによりも良い筆文字作品を目指して制作に打ち込んでいます。初めはこの素材集を、四角の中に入れ文章として使えるよう試みましたが断念しました。その理由は、筆文字フォントと言われるフォント文字を見ると四角の中に収まっています。風舞書は型にはまったものではなく、風を意識した文字ですので横長になったり縦長になったり右を向いたり左を向いたり、1文字1文字の持つ特徴を最大限に動きの表現にするために、四角の中に入れるのではなく空間をいかに利用するか、そこに関わってくるのです。
風舞書をフォント文字の様に四角の中に入れる努力をして無理があることが分かり、部分的な風を意識した筆文字を入れてみたところ何とか様になりました。そこでフォント文字をお取り扱いの3社ほどの企業様に見て頂いたところ、今まで見たことのない筆文字だという事で大変気に入っていただき現在、風舞書素材集を制作する傍ら常用漢字・ひらがな・カタカナの全てを文章にしても合うような筆文字の制作を、同時進行しています。今現在でも風舞書素材集を販売することができますが、私なりの完成度が100%に近づいたら販売に踏み切ろうと思っております。