癒し
癒し表現
当サイトにご注文をして頂いている方々は、筆文字デザインを販売促進の一部として捉え、その文字のイメージを200作品以上に及ぶ月山書風の中から選んで下さっています。中には、企業や商品のコンセプトの詳細を教えてくれる方もいらっしゃいます。
このページの癒しの表現は、緊張感のある線をなるべく使わないようにしています。緊張感のある線とは、細く直線的ということでです。その緊張感を取ったうえで偏と旁や線と線の接点部分を空けられるものは空けたり、偏と旁を窮屈にならないよう心がけました。なお、細い線に限らず太過ぎない程度ならの条件付きです。また露峰をなるべく使わないようにしています。以上が月山流の癒し表現です。なお、この手法は江戸時代の良寛和尚の書風から学びました。
私の作品には、緊張感のある筆文字が多くあります。それは上手に書こうとする心の現れでもあります。上手に書こうとすればする程、偏と旁が接近するのは私だけでしょうか・・・。
クライアント様が筆文字を内部で調達する場合もあります。外部に委託する場合は、感情・感覚・「らしさ」の表現の高い専門性のある書家(書道家)を選び、外注するようです。